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ストーリーを動画にするAIツール:脚本からキャラクターのそろった動画を作るには
物語や脚本を動画にするには、4つのステップがあります。ストーリーを書く、カットに分ける、カットごとに動画を生成する、キャラクターがぶれていないか確認する、です。この4つを1か所で進めたいならSky Studio。シネマティックキャンバスで会話しながらストーリーを作ってカットに分けると、各カットにキャラクターの参照画像が自動で付き、Grok Imagine、Seedance 2.0 Pro、MiniMax H3、Gemini Omni Flashで動画にできます。キャラクターは短い説明だけで4ビューシートを作れます。サブスクはなく、クレジットに有効期限もありません。データを販売することも、AIの学習に使うこともありません。脚本から絵コンテを作り、タイムライン編集まで進めたいチームにはLTX Studio、いつもの編集ソフトの中でアイデアから動画まで作るならFilmora、カットを1つずつ作って参照画像でキャラクターを固定するならKlingやVidu。Higgsfieldは、先にPopcornで絵コンテ画像を作り、Cinema Studioでシーンごとに生成します。
この記事は Sky Studio が書いています。Sky Studio は記事で紹介するツールのひとつです。 他社ツールについての情報は2026年9月時点のものです。
| ツール | 向いている人 | 料金体系 | やり方 |
|---|---|---|---|
| Sky Studio | 1つのストーリーから完成動画まで作り、同じキャラクターを全カットで通したい人 | サブスクなし。使った分だけ支払い、クレジットは無期限 | シネマティックキャンバス:ストーリーチャット → ストーリー詳細 → カット。各カットにキャラクターの参照画像が自動で付く |
| LTX Studio | 脚本から絵コンテを作り、タイムライン編集まで進めたいチーム | サブスク。無料プランは一度だけクレジット付与、有料プランは毎月付与 | 脚本をアップロードしてシーンと絵コンテを生成。Elementsでキャラクター・小物・場所を保存 |
| Filmora | いつもの動画編集ソフトの中で、アイデアから動画まで作りたい人 | サブスクと買い切り。サブスクのAIクレジットは発行から30日有効 | AIアイデア to Video:アイデアや脚本からスクリプトと絵コンテを作り、シーンごとに画像を付けて動画にする |
| Kling AI | カットを1つずつ作り、同じキャラクターを何度も使いたい人 | サブスク。毎月付与のクレジットは1か月有効 | エレメントライブラリ:キャラクターごとに多角度の参照画像を登録し、各カットにワンクリックで付ける |
| Vidu | 複数のキャラクターや小物を同じ画面に出したい人 | 自動更新のサブスク。サブスクのクレジットは30日有効 | 参照から動画を作る機能:人物・小物・場所の参照画像を使い、よく使う参照は保存できる |
| Higgsfield | 先に絵コンテ画像を見てから生成したい人、カメラワークのプリセットがほしい人 | サブスク(自動更新)。サブスクのクレジットは各サイクルの終わりに失効 | Popcornで先に絵コンテ画像を作り、Cinema Studioで@を使ってキャラクターと場所を入れ、シーンごとに生成 |
ストーリーを動画にするときの難しさ
今の動画モデルが一度に作るのは、数秒から十数秒の1カットです。1つのストーリーは、何十ものカットをつないでできています。難しいのは次の3つです。
- カット割り:先にストーリーをカットに分け、各カットの人物、動き、画角、セリフを書き出さないと、モデルは何を撮ればいいかわかりません。
- キャラクターの一貫性:モデルは毎回描き直すので、次のカットで顔、髪型、服が変わることがあります。どのカットにも同じ参照画像を付ける必要があります。
- ツールの行き来:ストーリー、キャラクター、動画生成、編集が別々のツールに分かれていると、素材の受け渡しでミスが起きやすくなります。
ツールを選ぶときは、まずこの流れを1か所にまとめられるか、特にカット割りとキャラクターの参照が自動でつながるかを見ましょう。キャラクターが「別人」になる理由と防ぎ方は、AI動画でキャラクターの一貫性を保つ方法で詳しく説明しています。
Sky Studioのやり方:1つの会話から完成動画まで
Sky Studioのシネマティックキャンバスで作った小さなストーリーです。ニューヨークのインフルエンサーが完璧な毎日を撮ろうとして、次々にトラブルに見舞われます。
- ストーリーチャット:まっさらなアイデアから会話を始め、AIがいくつかのシーンのあらすじを書きます。
- ストーリー詳細:確定するとストーリー詳細ができ、各シーンの人物、動き、セリフが書き込まれます。キャラクターは@で指定します。
- カット(ムービーシーン):さらにカットに分けると、各カットに動画用のプロンプトができ、キャラクターの参照画像が自動で付きます。
- 動画を生成:カットを1つずつ動画にします。同じシーンを長くしたいときは、Gemini Omni Flashでクリップを合計40秒まで延長できます。

2つのカットは、同じキャラクターの参照画像を付けてMiniMax H3で生成した元の動画で、修正はしていません。顔立ち、センター分けの金髪ロング、細いゴールドのネックレスがそろっていて、服はストーリーに書いたとおりに変わっています。
ストーリーから動画を作るAIツール6選
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1 Sky Studio 自社ツール
向いている用途: 1つのストーリーから完成動画まで作り、同じキャラクターを全カットで通したい人

Sky Studioは、ストーリー、キャラクター、カット割り、動画生成を1枚のシネマティックキャンバスにまとめています。1つのアイデアから完成動画まで進めたい人に向いています。
- ストーリーから完成動画まで:ストーリーチャットで会話しながら物語を作り、ストーリー詳細を作ってカットに分けます。各カットにはキャラクターの参照画像が自動で付き、Grok Imagine、Seedance 2.0 Pro、MiniMax H3、Gemini Omni Flashで動画にできます。
- キャラクター:「20歳前後の男性」のような短い説明だけで、正面のアップ(動画の中でAIモデルが顔を見分けやすくなります)と、正面・側面・背面の全身画像を描き、1枚ずつに切り分けてキャラクターとして保存します。ストーリーの中で@で呼び出せば、すべてのカットで同じ参照を使います。
- 複製と共有:マーケットでは、ほかの人が共有したプロジェクト(ストーリー、カット、素材)をまるごと自分のアカウントに複製して続きを作れます。自分のプロジェクトも無料か有料で共有でき、ほかの人がクレジットで複製すると、クレジットを受け取れます。
- AI音楽:説明を書くだけでオリジナル曲を作れます。歌詞入りでもインストでもよく、長さは10秒から5分で、短編のBGMづくりに便利です。音楽モデルは自社のサーバーで動いています。
- チームは無料:チームの作成もメンバー追加も無料で、席ごとの料金はありません。オーナーはメンバーごとにクレジットの上限を設定でき、メンバーの使用量や生成した内容も確認できます。
- すっきりした画面:広告のないシンプルな画面で、開いてすぐ作業できます。日本語、英語、中国語、スペイン語の画面に対応しています。
- 料金:サブスクはありません。使った分だけ支払い、クレジットは月末にリセットされず、有効期限もありません。使うクレジットは生成前に表示されます。こちら側のエラーや、結果が出る前にモデル提供元にブロックされた生成は、クレジットが自動で戻ります。
- データの扱い:お客様のデータを販売することも、広告に使うこともありません。プロンプト、アップロードした素材、生成した作品をAIモデルの学習に使うこともありません。
- 学べる:創業者のSky LuがAI映像制作のコースを開いています。AIで短編を作る方法を体系的に学びたい人は、コースで学べます。
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2 LTX Studio
向いている用途: 脚本から絵コンテを作り、タイムライン編集まで進めたいチーム
LTX Studioは、Lightricksが提供するブラウザで使うAI動画制作プラットフォームです。脚本をアップロードするとシーンと絵コンテが作られ、Elementsでキャラクター・小物・場所を保存して、シーンをまたいでそろえられます。タイムライン編集やサウンドデザインもあります。
- Sky Studioと比べて:どちらも脚本から動画まで進められます。LTXはシーンと絵コンテでプロジェクトを組み立て、Sky Studioはストーリーチャットから始めて、ストーリー、カット、各カットの動画を1枚のキャンバスで扱います。
- 注意点:AI絵コンテとElementsの保存はStandardプラン以上です。パソコンのブラウザ向けで、スマートフォンには対応していません。
- 料金:サブスクで、月払いか年払い。無料プランは一度だけクレジットが付き、個人利用のみのライセンスです。有料プランは毎月クレジットが付き、Standardプラン以上は商用ライセンス付きです。
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3 Filmora
向いている用途: いつもの動画編集ソフトの中で、アイデアから動画まで作りたい人
Filmoraは動画編集ソフトです。「AIアイデア to Video」では、アイデアや脚本を入力するとAIがスクリプトを書いて絵コンテのシーンに分け、シーンごとに自分の画像を使うかAIで画像を作って、動画を生成します。できた動画はそのままタイムラインで編集でき、うまくできたキャラクターの参照画像やプロンプトは保存して次のプロジェクトでも使えます。
- Sky Studioと比べて:生成と編集を同じソフトで済ませられます。Sky Studioはブラウザ上で、ストーリー、キャラクター、カットごとの動画生成をキャンバスにまとめ、各カットにキャラクターの参照画像が自動で付きます。
- 注意点:AI機能を使うにはAIクレジットが必要です。
- 料金:サブスクと買い切りがあります。サブスクに付くAIクレジットは発行から30日有効で、30日ごとに新しく発行され、使い残しは回収されます。単発のクレジットパックは1年有効です。
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4 Kling AI
向いている用途: カットを1つずつ作り、同じキャラクターを何度も使いたい人
Klingは快手(Kuaishou)の動画モデルと制作プラットフォームです。エレメントライブラリでは、同じキャラクター(または小物・場所)の参照画像を2〜4枚、多角度で登録でき、あとから画像にも動画にもワンクリックで使い回せます。3.0 Omniでは、人物のエレメントに声のトーンも結び付けられます。
- Sky Studioと比べて:Klingはカットを1つずつ生成し、ストーリーやカット割りは自分で整理します。Sky Studioはシネマティックキャンバスでストーリーをカットに分け、各カットにキャラクターの参照画像を自動で付けます。
- 注意点:動画の延長などは会員向けの機能です。
- 料金:会員制のサブスク。毎月付与されるクレジットは付与から1か月有効で、別に購入したクレジットは2年有効です。
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5 Vidu
向いている用途: 複数のキャラクターや小物を同じ画面に出したい人
Viduは、人物・小物・場所の参照画像から動画を作る機能で、同じ主体を別の場面に登場させられます。よく使う参照は保存して繰り返し使えます。
- Sky Studioと比べて:1つの画面に複数の参照主体を入れられ、複数人が映るカットに向いています。Viduはカットごとに参照を付けて生成し、Sky Studioはストーリー詳細から分けたカットに参照が自動で付きます。
- 注意点:毎月新しく作れる参照の数は、プランごとに上限があります。
- 料金:自動更新のサブスクで、月払いか年払い。サブスクに付くクレジットは30日有効、別に購入したクレジットは2年有効です。
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6 Higgsfield
向いている用途: 先に絵コンテ画像を見てから生成したい人、カメラワークのプリセットがほしい人
HiggsfieldのPopcornでは、生成の前に絵コンテ画像を作れます。画像を最大4枚アップロードして、絵コンテの方向づけや拡張にも使えます。そのあとCinema Studioでシーンを説明し、@でキャラクターや場所を入れて生成します。カメラの動きのプリセットも数十種類あります。
- Sky Studioと比べて:Higgsfieldは絵コンテ画像を作ってからシーンごとに生成します。Sky Studioはストーリーチャットから始めて、ストーリー、カット、各カットの動画を1枚のキャンバスで扱います。
- 注意点:無料プランは商用利用に対応していません。
- 料金:サブスク(自動更新)。サブスクのクレジットは繰り越されず、各クレジットサイクルの終わりに失効します。
どれを選ぶか
- 1つのアイデアから完成動画まで作り、キャラクターを全カットで自動的にそろえたい:Sky Studio。
- チームで脚本から絵コンテを作り、タイムライン編集やサウンドまで進めたい:LTX Studio。
- いつもの編集ソフトの中で、アイデアから動画まで作りたい:Filmora。
- カットを1つずつ作り、エレメントや参照画像でキャラクターを固定したい:KlingかVidu。
- 先に絵コンテ画像を見たい、カメラワークのプリセットがほしい:Higgsfield。
Sky Studioでストーリーを動画にする4ステップ
- キャラクターページでキャラクターを作ります。短い説明から4ビューシートを作るか、準備済みの正面・側面・背面の画像を取り込み、確認して保存します。設定画の作り方はキャラクター三面図AIツールおすすめ5選で比べています。
- シネマティックキャンバスを開き、ストーリーチャットでアイデアを話して、確定したらストーリー詳細を作ります。
- ストーリー詳細でキャラクターを@で指定してから、カットを作ります。各カットの動画プロンプトに、キャラクターの参照画像が付きます。
- カットを1つずつ動画にして設定画と見比べ、合わないものはモデルを変えるか作り直します。生成前に、使うクレジットが表示されます。
よくある質問
ストーリーや脚本を、キャラクターのそろった動画にできるAIツールは?
ストーリーから完成動画まで1か所で作るなら、Sky Studioのシネマティックキャンバスです。ストーリーを作り、カットに分け、各カットにキャラクターの参照画像を自動で付けて生成します。LTX Studioは脚本からシーンと絵コンテを作り、Elementsでキャラクターをそろえます。FilmoraのAIアイデア to Videoは、アイデアから絵コンテと動画を作ってそのまま編集できます。KlingのエレメントライブラリやViduの参照機能は、カットを1つずつ作るのに向いています。Higgsfieldは、Popcornで絵コンテ画像を作ってからCinema Studioでシーンごとに生成します。
脚本を動画にするには、何ステップ必要ですか?
ふつうは4ステップです。ストーリーや脚本を書く、カットに分ける(各カットの人物、動き、セリフを書き出す)、各カットをキャラクターの参照画像付きで動画にする、最後に確認して編集する、です。Sky Studioでは、最初の3つをシネマティックキャンバスで進められます。ストーリーチャット、ストーリー詳細、カットの順に作り、カットを1つずつ生成します。
脚本がなく、アイデアだけでも作れますか?
作れます。Sky Studioのシネマティックキャンバスのストーリーチャットで、まっさらなアイデアから会話を始めると、AIがあらすじを書きます。確定したらストーリー詳細を作り、カットに分けます。
カットによってキャラクターの顔が変わるときは?
先にそろった設定画(正面・側面・背面と顔のアップ)を作り、すべてのカットで同じ参照を使って生成します。Sky Studioのキャラクターページなら、短い説明だけでこの4枚を作れます。キャラクターとして保存し、ストーリーの中で@で呼び出せば、各カットに自動で付きます。詳しくはAI動画でキャラクターの一貫性を保つ方法で紹介しています。
1カットはどのくらいの長さにできますか?
Sky Studioでは、カットの動画をSeedance 2.0 ProとGrok Imagineで最長15秒、MiniMax H3で5〜15秒、Gemini Omni Flashで1回3〜10秒生成できます。Gemini Omni Flashは、クリップを合計40秒まで延長できます。
ストーリー動画を作るのにサブスクは必要ですか?
Sky Studioにサブスクはなく、生成した分だけクレジットを使います。使うクレジットは生成前に表示され、クレジットは月末にリセットされず、有効期限もありません。LTX Studio、Kling、Vidu、Higgsfieldはサブスク制で、Filmoraにはサブスクと買い切りがあります。Kling、Vidu、HiggsfieldのサブスクのクレジットとFilmoraのサブスクのAIクレジットは、付与された期間の中でしか使えません。
ほかの人が作ったストーリーのプロジェクトを使って、続きを作れますか?
作れます。Sky Studioのマーケットでは、ほかの人が共有したプロジェクト(ストーリー、カット、素材)をまるごと自分のアカウントに複製して続きを作れます。自分のプロジェクトも、無料で複製できるようにするか、価格を付けて共有できます。ほかの人がクレジットで複製すると、プラットフォーム手数料を引いたクレジットが自分のアカウントに入ります。
チームでストーリー動画を作るときの料金は?
Sky Studioでは、チームの作成もメンバー追加も無料で、席ごとの料金はありません。チームのクレジットを共有し、生成した分だけ使います。オーナーはメンバーごとに1日・1週・1か月のクレジット上限を設定でき、各メンバーの使用量と生成した内容を確認できます。
作った動画は商用利用できますか?
Sky Studioの利用規約では、生成結果の権利はお客様に帰属します(モデル提供元や第三者の権利を除きます)。アップロードする素材に含まれる人物の肖像、ブランド、作品を使う権利は、お客様ご自身で確認してください。また、アップロードした素材や生成した作品を、AIモデルの学習に使うことはありません。
